ホースセラピー実習に行ってきました!

8月30日、31日にホースセラピー実習に行ってきました。

心理学科の1年生から3年生の学生計25名が参加しました。

場所は三田にあるフルーツフラワーパーク内みついの杜牧場です。

この実習はホースセラピストの峯崎先生の「アニマルセラピー(ホース)」という

集中講義の一環として行われたものです。

 

現地ではホースセラピストの三嶋先生や3人ものスタッフの方々がご指導くださいました。

お馬さんは道産子馬のあんずちゃんとレーズンちゃんです。また、わんちゃん二頭と

ネコのみいちゃんもスタッフとして学生の癒しに一役を担ってくれました。

まずはご挨拶ということで、草を採ってきて、手から直接あげました。

お馬さんの口は人の手にも匹敵するほど器用な動きをするそうです。

挨拶が済んだところで、次はブラッシングです。

何人もの学生にブラシをかけてもらって、

お馬さんは目を細めてとても気持ちよさそうでした。

つぎに、リードを付けて引馬をしました。

途中で道草(道路わきに生えている草を立ち止まって食べてしまうこと)を

しないように、こちらもしっかりと「進むぞ!」という意思をもってリード

しなければなりません。

放牧している間に馬房(馬小屋)のお掃除をしたり、餌の用意、水替えなどをしました。

午後からはいよいよ馬とのコミュニケーションです。

まずはペアになって参加者同士で練習します。

言葉や体に触れることなく相手を思う方向に動かすということを試みました。

いよいよ次はお馬さん相手です。

お馬さんに触れることなく、ゴールまで移動させるというものです。

1チーム6人ほどで、皆で手を叩いたり、様々な工夫をして動かそうとしますが、

てこでも動いてくれません。

リードがあるとすっと動いてくれるのに、

リードなしでこちらの意思を伝えることの難しさを実感しました。

そして、ついに、試行錯誤の末、「ゴールまで向かうぞ!」という

一致団結したチームの思いが実って、

ゴールまで導くことができた時にはチーム全員の歓声が上がりました!!

すがすがしい秋の到来を思わせる中、とても気持ちの良い、

そして、お馬さんとやり取りできるうれしさを感じることのできたひとときでした。