【日本文化創造学科フィールドワーク・中之島⑦】元・大阪唯一の公立図書館

はじめましてこんにちは。日本文化創造学科の月見うどんです!
先日、歴史文化フィールドワークの授業で大阪・中之島周辺を歩いてきました。

 

今回、私は「中之島図書館」について調べました。
この建物、今年で、開館から114年となります。

行ってみたら、思ったよりも綺麗でびっくり!
2年前に外壁の洗浄がされたそうです。

 

さて、ここでタイトルにある「元・大阪唯一の公立図書館」について話をしていこうと思います。
実は、この中之島図書館ができる16年ほど前に、経費削減によって大阪から公立を含め図書館らしい図書館が姿を消してしまいました。
「大阪にも設備の整った図書館を」という声が高まった結果、建築されたのが現在の中之島図書館でした。
中之島図書館は、住友吉左衛門友純の寄贈により建築されました。
そのため、建築費用・図書購入費用は、住友家が出しています。
なお、十数年後に増築することになった時の費用も、同じく住友氏の出費です。
お金持ちってすごいなと思いました…Σ(・ω・ノ)ノ!

 

ちなみに、中之島図書館、開館当初は「大阪図書館」という名称でした。
この名称は、現在でも中之島図書館の正面玄関上に記されたままです。
これだけでも、当時図書館らしい図書館が中之島図書館だけだったというのがうかがえます。
そして、2年後の1906年に「大阪府立図書館」へと名称を改め、さらに1974年に夕陽丘図書館が開館されることによって現在の「中之島図書館」という名称になりました。

名称を変更したのと同じ年に、「中之島図書館本館」「左右両翼」が国の重要文化財に指定されました。
上の写真は、右棟のものです。

私たちが歩いたのは日曜日だったため、休館日で中に入って見ることはできませんでした。内観は外観とまた異なった雰囲気を楽しめるそうなので、是非足を運んでみてください!

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました(* ̄▽ ̄)ノ~~