日創研修旅行 ③友禅染め体験

日本文化創造学科では、4月21〜22日、
新1年生を対象に、1泊2日の研修旅行を実施しました。
「美山かやぶきの里と京都伝統体験」の旅です。

 
研修旅行2日目、午前中は京都の二条城近くにある
京友禅体験工房で、友禅染めに挑戦しました。
(この後、ブログ日創研修旅行①②でご紹介した
「着物で 茶道体験」へと続きます)
 

今回の研修旅行で一番楽しかったのが、
この友禅染めだったというYさん。
できあがったハンカチを持ち帰って家族に見せ、
「凄いね」と言われて嬉しかったそうです。
それでは、Yさんの作文から。

(by 大谷)

二日目、朝早くから京都市内に戻って来た私達は、
丸益西村屋に行き、京友禅染めを体験しました。
 

京友禅染めには様々な種類があり、今回はその中でも
型紙を固定し色を摺り込む 摺込友禅を体験させてもらいました。
型は植物や動物・京都に関するものなど色々あり、どれにするか
迷いましたが、最初は「桜」に決め、いよいよ染める工程に移りました。

白いハンカチの上に型紙を置いて 針で固定し、
ハケで染料をとって染めていきます。
とった染料を 別の紙に かすれるくらいまでのばす時に、
どこまで薄めればいいのかわからず、最初は戸惑いました。


桜の花びらの色を染める時に、混ぜる色を少々間違えてしまい、
変な色になってしまったことが 少しショックでした。
型には、一枚型と、何枚も型紙を重ねていくタイプがあり、
桜は一枚型だったので 早めに終わりました。

次に選んだのは 三枚型の「鳳凰」です。
複数の型でやるタイプは初めてで、少し不安でしたが
綺麗に色を染められたので 良かったです。



残り三十分。最後は「桜や風景を描いている屏風」にしました。
四枚型で、時間も残り少なく 周りも次々作業を終わっていく中
しっかり確認もできず、焦って作業を進めたのですが……。
染め終わって型紙を外すと、一番綺麗にできていて 大満足。
本当は もっとハンカチ全体に色々な型で染めたかったです。(後略)

(Y)