日創研修旅行 ①美山かやぶきの里

日本文化創造学科では、4月20〜21日、
新1年生を対象に、1泊2日の研修旅行を実施しました。
「美山かやぶきの里と京都伝統体験」の旅です。
 
1日目は、京都府南丹市の「美山かやぶきの里」を訪れ、
美山町自然文化村内にある「河鹿荘」泊。
2日目は、京都市内に入り、京友禅染め体験→着物着付け
→昼食→高台寺にて茶道体験、といったスケジュール。
 
 
1年生の「文章表現入門Ⅰ」では、この研修旅行をテーマに
その中で最も心に残ったことを書いてもらいました。
これから何回かにわたって、参加した1年生の文章をご紹介します。
 
まずは、研修1日目。今回の研修旅行で一番印象の残っているのは
「美山かやぶきの里」だったというAさんの文章から。 
なお、元の作文から一部を抜粋して掲載しています。
                              (by 大谷)
 
                                  
 
「美山かやぶきの里」は、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
名称は知っていたけれど、訪れたことがなかったので楽しみにしていました。
実際に訪れてみると、のどかな風景が広がっていました。
その景色の中にあるかやぶき民家は、今も住居として使用されています。
 (中略)
 


約200年前(江戸時代後期)に建築された農家住宅を譲り受けて、
1993年から資料館として活用されている建物もあります。
 資料館では、かやぶき民家の歴史や行われているイベント等の話を
職員の方から聞くことができました。

私が一番関心をもったのは、年に2回行われる一斉放水です。
この一斉放水は、毎年春と秋に、地域住民の火災予防の講習と
放水銃の点検を兼ねて行われています。
 
資料館に飾られていた一斉放水の写真を見て、景色がとても美しかったことを覚えています。
写真でそう感じるのならば、実際に見れば さらに美しいと思うに違いないと思いました。
大学生のうちに、もう一度「かやぶきの里」の一斉放水を見に行こうと思いました。
                                              (A)