【管理栄養学科】初年次セミナーⅡ~管理栄養士の道~



こんにちは、初年次セミナーⅡを担当している林です。初年次セミナーⅡでは、まず、管理栄養士としての就職先にはどんなところがあるのか、どんな業務内容なのか、また、どんなことを身につけておくべきかを、学科の先生方、また、実際、現場で活躍されている管理栄養士の方々にお越しいただき、お話いただきました。学生達にとっては初めてうかがうお話ばかりで、みな熱心に耳を傾けていました。
 



 

(茨木市健康福祉部の池田徳子様によるお話を熱心にうかがう学生達)

 

以下、学生達の感想を紹介します。

 

全体的な感想としては、

・管理栄養士になるにしても、いろんな方向性があることに驚きました。

・資格の強みを改めて感じました。必ず管理栄養士の資格を取ろうと思いました。

という意見が多かったです。

 

① 病院・福祉施設(特別養護老人ホーム)


・病院も老人ホームも、調理法は共通しているし(刻み、ムースなど)、高齢者の方や患者さんの表情や状態を知ることが大事だと知りました。

・患者さんに我慢をさせるのではなく、工夫して食事をしてもらうのが、管理栄養士の役目だと分かりました。

・利用者や患者さんが望んでいる献立を作るためにも、コミュニケーション能力が大切だと改めて思いました。

・特養でも病院でも他職種の方とのカンファレンスをしていて、管理栄養士もチーム医療の一員なんだと実感しました。

 

② スポーツ栄養・食品開発(企業)


・食品企業の管理栄養士の仕事は、商品開発だけでなく、食育の教室を開いたり、医療関係に携わったりと幅が広いなと思いました。

・企業の就職希望なので、すごくためになりました。フィットネスクラブでも、自ら食事を作る機会があることを知れて良かったです。

 

③ 行政・研究機関


・病院や保健所などで妊婦さんや赤ちゃん、患者さんの栄養指導をしていきたいと思っています。NST(Nutrition Support Team)などのチーム医療がずっと気になっていたので自分でも調べてこれからどんな管理栄養士になりたいかを改めて考えたいと思いました。

・オープンキャンパスで食育SATシステムを使った栄養指導のお手伝いを体験していたので、病院や保健所でも活用でき、幅が広がることを聞けて、良かったと思いました。

・大学を卒業して、大学院に行くという選択肢もあることが分かりました。

 

学生の皆さんは、これから、自分のなりたい管理栄養士像をじっくり考えながら、国家試験合格に向けて一歩一歩近づいていきましょう!

 

 

茨木市健康福祉部の池田様を初め、今回、お話いただきました皆様に心より感謝申し上げます。