【管理栄養学科】『2017フードセーフティジャパン』に行ってきました

こんにちは、食文化学部の林です。

9月13日〜15日に東京ビッグサイトで開催された『2017フードセーフティジャパン』に行ってきました。これは、今年で8回目となる「食の安全」を追求する国内最大級の専門展示会&セミナーです。「食品工場設備」「食品物流」「食と農」に関する展示会も同時開催され、トータルで約4万人以上もの食品関連事業者が来場しました。

 

セミナーでは、東京オリンピックまでに全食品業界で制度化される衛生管理手法の「HACCP(ハサップ、ハセップ)」の進行状況や、年々患者さんが増えている「食物アレルギー」に対する食品会社や学校給食対応、「食物アレルギー管理栄養士・栄養士」の新たな認定制度など、とてもホットなお話を聴くことができました。
 


 展示会では、衛生管理や異物混入、アレルギー対策のさまざまなシステムや装置、ユニフォームなどが紹介されており、中でも、私が注目したのは、スマホで簡単に菌を見られる装置です。(テレビやニュースでも、最近、取り上げられています)顕微鏡がなくても、どれくらい菌がいるかを自分のスマホで容易に見られ、食品施設や衛生教育現場で今後、大いに活用されそうです。

 

 また、アレルギー対応食や災害食、スチームコンベクションを活用した調理の実演もあり、私も試食をいただきました。
 

 惣菜のO157食中毒事件など「食の安全」に関するニュースが跡を絶たない中、給食・病院・学校・企業・行政など関連団体の最新の課題や製品を一気に知ることができ、とても充実した時間を過ごせました。