情報メディア・「働く女性に大切なこと⑧」

働く女性に大切なこと⑧
「母校に誇りをもつ」


働くことと、母校に誇りをもつこと、なぜ関係があるの?と思うかもしれません。
女性が働くことが当たり前になりつつある今、出身校など、なんでもないように感じます。
でも、まだまだ、女性にやさしい職場は少ないのが現実。何度も何度も壁にぶち当たるでしょう。
そんな時、心のよりどころとなるのが母校だと思います。
 
ああ、あのとき、もっと勉強しておけばよかった・・・と振り返れば後悔することばかりかもしれません。
大学を卒業し、別々の道を歩んだ友たち。
友と過ごした日々をなつかしみ、やり残した何かに気づくとき、母校はいつでもあなたを見守っていてくれたことに心が揺さぶられます。
そんな母校にみなさんが何かできることがあるとすれば、それは母校を愛することだと思います。
先輩たちが築き上げた伝統を守り、後輩へ伝えること・・・そういう使命感をもって毎日を過ごせば、仕事においても誇りをもって取り組むことができると思います。

梅花学園は1878年に設立された女学校のパイオニア的存在のひとつなのです。
写真は1909年の神戸女学院とのバスケットボールの対抗試合のときのものとされ、ユニフォームに「B」のマークがついているのが梅花レディです。


バスケットボール対抗試合(梅花対神戸女学院) 梅花学園資料室蔵


当時、女子のスポーツはめずらしく、梅花学園は女子バスケットボール発祥の地ともいわれています。
統一感のあるユニフォームで母校のために闘う勇敢なるレディたちに想いをはせれば、
きっとあなたも勇気をもらえるはずです。
心が折れそうになったとき、先輩たちの勇姿をおもいだし、心を合わせれば、
きっとあなたはもう一度、前に進めるはずです。
 
(ファッションビジネス)好田