食文化学科
2019.09.20
HACCPワークショップ:2019年8月29日 ユーハイム神戸工場見学②
ユーハイム神戸工場での講義の合間にはユーハイムの美味しいお菓子をたくさん試食させていただき、お腹いっぱいで、学びもお腹も大満足でした
以下に、参加した学生からの感想を紹介します。
以下に、参加した学生からの感想を紹介します。
HACCPや食品衛生のことについて勉強になりました。HACCPを導入している企業がなぜ少ないのだろうと思っていましたが、人不足や書類作りが大変だと聞いて納得しました。自分が調理をする時にも、もっと衛生面に気をつけないといけないなと改めて思いました。
衛生面で気付いたことは、生菓子を作る部屋が完璧に分けられていること、台の下も掃除しやすいように下に車輪がついていること、定期的に粘着ローラーと手の消毒を行なっていることなどです。また、電気コードなど床にあるとつまずいたり、抜けたりしてしまう可能性のあるものは、全て天井から吊るされていました。包装工程で、ピンク色の液体の入っている袋があり、これは袋の口がしっかり閉まっているのかの確認用で、菌繁殖を阻止するためにとても大切なチェックだと思いました。工場見学だけでなく、HACCPや衛生面で、働く時に必要な意識や知識についても学べたので、今回このような貴重な体験ができてとてもありがたいと思いました。
今回の工場見学では、現場の声を聞くことによって、実際に働く人の衛生管理についての考えや意識を統一することの難しさ等、普段、知り難い情報を知ることができ、大変勉強になりました。今回の工場見学を通して、自分自身の食品衛生についての知識や理解が浅いことを痛切に感じたので、今まで以上に学び、衛生について多方面から考える努力をしたいと思います。
今まで食品工場の中に入る機会がなかったので、最初はすごく緊張しました。工場内に入る前に、まず作業着に着替え、マスクと帽子を装着し、45秒粘着ローラー、エアシャワー、再び粘着ローラー、手順書に従って手洗い、乾燥、アルコール消毒をしないと工場内に入ることができないことを初めて知りました。工場見学では、異物混入や食中毒などをしっかり防止する一人一人の意識が、安心安全なお菓子を作るのに大切なことだと学びました。また、衛生管理のチェック方法は基本に則り、現場に即した方法で行うことが大事だと教えて頂きました。
工場というと、もっと機械化されているイメージでしたが、ほとんどが手作業で行われている様子を見て驚きました。手作業でも変わらない品質であるということは、徹底的に管理されているんだろうなと思いました。また、工場内にホコリやゴミ、虫が入らないように色々な工夫がされていて、特に虫は、もし入ってしまっても対処できるように捕虫灯などが工場内に設置されていたのが印象に残りました。最後に、食品衛生に関する勉強は色々してきましたが、それを学んだ私たちが、どうやってその大切さを伝えていくかということもとても重要なことだなと感じました。
どの学生さんも、充実した学びの体験を得られたようですね。
食文化学科では所定の講義単位を取得した上で「HACCP・食品安全管理学」や「HACCPワークショップ」などを受講して認定を受けることによって、食品安全の分野で近年注目されているHACCP管理者の資格を得ることができます。今回のユーハイム神戸工場見学の貴重な体験をしっかりと生かして、食品の安心安全を守る人材に皆さんが育ってくれることを願っています。
どの学生さんも、充実した学びの体験を得られたようですね。
食文化学科では所定の講義単位を取得した上で「HACCP・食品安全管理学」や「HACCPワークショップ」などを受講して認定を受けることによって、食品安全の分野で近年注目されているHACCP管理者の資格を得ることができます。今回のユーハイム神戸工場見学の貴重な体験をしっかりと生かして、食品の安心安全を守る人材に皆さんが育ってくれることを願っています。