食文化学科
2018.03.13
食文化・東アフリカ食文化研修③
こんにちは、関野です。
東アフリカ食文化研修の第3弾です。
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イギリス領東アフリカ諸国時代にインド、セイロン(現スリランカ)で
茶の仕事にしていたイギリス人退職者が
東アフリカに着目し1903年ケニアで栽培を始めました。
上写真の茶園もケニア最古の茶園で1910年から茶園を初め
現在は4世代目が経営をしています。
この写真一面の茶園と牧場、畑、山林を保有し正規の従業員は17名だそうです。
ケニアは、火山の赤土、1,200~1,400㎜の年間降雨量、
晴天が長期間続くなど安定な気候で
茶木育成に最適な場所、茶摘みは一年中可能で茶葉の成長が早いそうです。
土壌の栄養補充に天然肥料を使用し、オーガニック茶としても有名です。
茶園でのティータイムです。
ケニア紅茶はほとんどがCTC(Crush、Tear、Curl押しつぶし、引き裂き、丸める)製法で
作られた細かい葉でティーバッグ用。
2~3の個人茶園から始まり、100年後ケニアはインド、スリランカと共に
世界3大茶生産国、輸出量では世界一になりました。
現在はケニア、ウガンダ、タンザニア、マラウイ、モザンビークまで
広がり各国の重要な換金作物。
スーパーの牛乳計り売りを初めて見ました。
1,2,3,4の中に空の容器を入れると牛乳が出てきます。
左の白衣の男性は係りの人で牛乳を入れた後
左手の布でキレイに拭いていました。
今回のタンザニア、ケニアの旅はこれらの国々と
旧宗主国のイギリスの関係を考えさせられる旅でした。
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これで連載は終わりです。
東アフリカ食文化研修の第3弾です。
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2) ケニア
ケニアは紅茶王国です。① ケニア紅茶園
イギリス領東アフリカ諸国時代にインド、セイロン(現スリランカ)で
茶の仕事にしていたイギリス人退職者が
東アフリカに着目し1903年ケニアで栽培を始めました。
上写真の茶園もケニア最古の茶園で1910年から茶園を初め
現在は4世代目が経営をしています。
この写真一面の茶園と牧場、畑、山林を保有し正規の従業員は17名だそうです。
ケニアは、火山の赤土、1,200~1,400㎜の年間降雨量、
晴天が長期間続くなど安定な気候で
茶木育成に最適な場所、茶摘みは一年中可能で茶葉の成長が早いそうです。
土壌の栄養補充に天然肥料を使用し、オーガニック茶としても有名です。
茶園でのティータイムです。
ケニア紅茶はほとんどがCTC(Crush、Tear、Curl押しつぶし、引き裂き、丸める)製法で
作られた細かい葉でティーバッグ用。
2~3の個人茶園から始まり、100年後ケニアはインド、スリランカと共に
世界3大茶生産国、輸出量では世界一になりました。
現在はケニア、ウガンダ、タンザニア、マラウイ、モザンビークまで
広がり各国の重要な換金作物。
② 牛乳計り売り
スーパーの牛乳計り売りを初めて見ました。
1,2,3,4の中に空の容器を入れると牛乳が出てきます。
左の白衣の男性は係りの人で牛乳を入れた後
左手の布でキレイに拭いていました。
今回のタンザニア、ケニアの旅はこれらの国々と
旧宗主国のイギリスの関係を考えさせられる旅でした。
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これで連載は終わりです。