食文化・武陵源の旅②

みなさま、こんにちは、関野です。
お正月休みの中国湖南省張家界武陵源地域への旅の第2弾です。
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2)武陵源

湖南省の武陵源が広く知られるようになったのは1970年代から、
近くに鉄道が通ったからだそうです。
それまでは少数民族の土家(トウチャ)族・苗(ミャオ)族・トン族などが暮らす秘境で、
彼らは戦乱からここへ逃れてきたそうです。
漢族はここでは少数派です。

花束や花冠を売り歩いている苗族のおばさん、
帽子が特徴でこの中には髪の毛、タオルなどが入っているそうです。


武陵源は3億8千年前までは海で、岩の石柱は石英砂岩からなり
雨風で浸食されて形作られました。
ここは、アメリカ映画アバターのロケ地で一躍有名になり、
アバターの前で皆さん写真を撮っていました。

百龍エレベーターが写真左上にあります。
野外にあるエレベーターで50名程を一気に運び上げ、
武陵源の絶景を上から見ることができ素晴らしかったです。

険しい峰が連なる場所に「ガラス製の橋」が架けられ、
スカイ・ウオークでは長さ・高さとも世界一。
橋の上に乗る一度の定員は800名で、長蛇の列でした。
 

3)鳳凰古城


沱江河を手漕ぎ船で遊覧しながら町並みを見学。
左岸にビッシリある家々は吊脚楼(ちょうきゃくろう)と呼ばれ
斜面の多い地形に杭を長く打ち高低差を除き、
その上に建物を建てた高床式で100年程前の家々。
主に苗族・トン族の建物で1階は米倉、2階が住居だそうです。


武陵源地域観光は雄大な景色を歩く旅でした、
最後のお別れに日本語ガイドの若い女性が毛沢東をたたえる歌を
うたってくれました。