食文化・武陵源の旅①

みなさま、こんにちは、関野です。
今年もよろしくお願いします。

お正月休みに1992年に世界自然遺産になった
中国湖南省張家界武陵源地域に行きました。
 

1) 湖南省

湖南省は洞庭湖(どうていこ)の南にあるため湖南と言い、北は湖北省です。
湖南、湖北も水稲生産が盛んでこの両地域の米の出来高が
その年の中国人の胃袋を決めるそうです。
湖南料理は中国8大料理の1ツで、夏が暑いので唐辛子を使った料理が多く、
皆さんも辛い物好きでした。

ここは毛沢東の故郷で体が亡くなっても心は生き、
交通安全のお守りとして車に飾られ、皆を守ってくれているそうです。

日本ではスイートコーンを食べますが
湖南では蒸すとふっくらする種類のコーンで
デンプンがモチ種で甘くはないがやさしい味でした。

キウイ、ショウガ、ミカン、ザボンの産地、
今はミカンとザボンの季節、あちらこちらで売られていました。
また、ここにはマンガン鉱床があり、
マンガンを日本に輸出しています。

ショウガはショウガ飴(上写真)にして土産物で販売しています。

安化黒茶が有名で竹で編んだ筒に黒茶を入れて緊圧茶にして売ります。

銅像は陸羽(733-804年)で彼は茶のバイブルと言われた
「茶経(ちゃきょう)」を著しました。
真ん中の石の上に急須と茶杯2個が置いてあり、芸が細かいです。
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つづく