食文化・京都北野3大名物①

みなさま、こんにちは、関野です。

京都国立博物館開館120周年記念特別展覧会の
海北友松(かいほうゆうしょう)展を見に行きました。



帰りに北野天満宮近くの京都北野3大名物の
俵屋の一本うどん、澤屋の粟餅、長五郎餅本舗の長五郎餅をいただきました。
 

1) 俵屋の一本うどん

「一本うどん」は通常のうどんと比べて極めて太く作られたうどんで、
江戸時代が舞台の鬼平犯科帳にも登場しています。



俵屋は江戸時代の享保年間(将軍吉宗1716~1735年)に創業され、
創業当時から「一本うどん」は提供されていたそうです。



昔から天神詣の時に愛されてきた伝統的なうどん、
長さは50㎝程極太なので芯まで火が通るように
60分ぐらい茹でるそうです。



昔は1本だったそうですが
今は食べやすく喉を詰まらせないように
うどんは少し細目になり2本に切っています。

うどんには具が入らず、擦り下ろした土生姜の薬味だけで
あっさりといただきます。
出汁は鰹と昆布がベースの上品な味わいで美味しかったです。
たくさんの修学旅行生が、
この老舗店に伝統あるうどんを食べにきていました。
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つづく