2019年度食文化学会主催秋の講演会

こんにちは。2019年10月5日午後に、毎年恒例食文化学会主催秋の講演会を実施いたしました。ご参加くださった皆さん、本当に有難うございました。

本年は、料理研究家ナンシー・八須先生をお迎えし、外国人の眼に映る和食文化の魅力について、お話いただきました。アメリカ・カリフォルニア出身のナンシー先生は、名門スタンフォード大学をご卒業後にご来日。ご結婚を機に、埼玉県の農家生活の中で世界に誇れる和食文化の尊さについて、考えるようになられたそうです。

ナンシー先生が、今一番梅花生に伝えたいメッセージは、良質の調味料の選択こそ、料理上手の要!だということ。食を扱う仕事に於いて、本物の味をみきわめることの重要性について、熱く語ってくれました。そして自分が思いえがいた夢に果敢に向き合うことの大切さについても、楽しい口調で語ってくれたナンシー先生。いずれのお話も元気をもらえるメッセージ満載のご講義でした。

ナンシー先生がこれまでご出版された料理書は、いずれも大著ばかり。食材や食器の組み合わせ方などもとてもセンスが良く、日本の精神を理解していなければ表現できないような繊細な色使いも魅力です。普段忘れがちな和食文化の豊かさについて、じっくりと考えることが出来た素敵なお時間でした。
ナンシー先生の日本語版のご著作は、梅花女子大学図書館にも収蔵されています。この機会に、読んでみてくださいね。

ナンシー先生、あたたかなご講義を、本当に有難うございました!また梅花へ遊びにいらしてくださいね!