食文化学科
2017.03.16
食文化・台湾食文化研修④
台湾食文化研修の最終回です。
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見学しました。新竹はビーフンで有名です。
冬場に晴天が多く、風が適当に吹き、良質の水が利用できるなど、
ビーフン製造に適した土地だそうです。
ビーフンの原料の米は今年の米と昨年の米を混ぜると
美味しいビーフンになり、
扱いやすい粘りの弱いうるち米のインディカ種を使い、
作業で粘りを出し美味しいビーフンにするそうです。
10月末から11月がビーフンのベストシーズンで
年内にビーフンを買いお正月に食べる風習が新竹にあるそうです。
工場は下町の狭い路地の一角にありました。
工場と言うよりガレージのような場所、4世代の家族みんなで
ビーフンを作っていました。
当主は82歳、日本語で説明をしていただきました。
上写真右の白色の筒状団子からがスタートで、
これは米を水につけて砕いて粉状の液体にしたものから水分を絞って減らし、
これを蒸して筒状の団子にします。
この筒状団子を機械に通すとこわれて左の塊になり
機械に通すことで粘りがでます。
上の機械にビーフンの塊をローラーの上に置き平たい板状にします。
この機械のベルトは日本製で大切に使っているそうです。
板状に伸ばしたビーフンを丸めます。
上の丸めた板状を筒に入れて上から圧搾して、
トコロテンの様に麺を押し出します。
麵を出す穴は大きめを使うと太麺のビーフンになり、
細かい穴は細麺のビーフンになり太さの違う2種類を製造。
半々ぐらい作るそうでお客さんの好みで買っていくそうです。
次はザルのビーフン麺を大型の蒸し器で蒸します。
お昼前には4世代の家族が次々やってきて、
蒸し終了のビーフンを素早く手で広げていました。
出来立てのビーフンの味見をさせていただきました。
インディカ種なので、噛めば噛むほど甘くはならず、あっさり味。
これを屋上に持っていき乾燥させるそうで、
見学はここで終了しました。
新竹ではビーフン工場には嫁に行くなと言われるぐらい過酷な仕事だったそうですが、
今は機械が助けてくれて少しは改善されたそうです。
今回の研修は台湾の方々に優しく接していただき、
観光とは違った台湾を楽しむことができました。
ありがとうございました。
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3)新竹ビーフン製造見学
新竹(シンチク)で90年続く手作り家内工場のビーフン製造を見学しました。新竹はビーフンで有名です。
冬場に晴天が多く、風が適当に吹き、良質の水が利用できるなど、
ビーフン製造に適した土地だそうです。
ビーフンの原料の米は今年の米と昨年の米を混ぜると
美味しいビーフンになり、
扱いやすい粘りの弱いうるち米のインディカ種を使い、
作業で粘りを出し美味しいビーフンにするそうです。
10月末から11月がビーフンのベストシーズンで
年内にビーフンを買いお正月に食べる風習が新竹にあるそうです。
ビーフンは台湾語でそのまま日本語になった言葉です。
工場は下町の狭い路地の一角にありました。
工場と言うよりガレージのような場所、4世代の家族みんなで
ビーフンを作っていました。
当主は82歳、日本語で説明をしていただきました。
上写真右の白色の筒状団子からがスタートで、
これは米を水につけて砕いて粉状の液体にしたものから水分を絞って減らし、
これを蒸して筒状の団子にします。
この筒状団子を機械に通すとこわれて左の塊になり
機械に通すことで粘りがでます。
上の機械にビーフンの塊をローラーの上に置き平たい板状にします。
この機械のベルトは日本製で大切に使っているそうです。
板状に伸ばしたビーフンを丸めます。
上の丸めた板状を筒に入れて上から圧搾して、
トコロテンの様に麺を押し出します。
麵を出す穴は大きめを使うと太麺のビーフンになり、
細かい穴は細麺のビーフンになり太さの違う2種類を製造。
半々ぐらい作るそうでお客さんの好みで買っていくそうです。
次はザルのビーフン麺を大型の蒸し器で蒸します。
お昼前には4世代の家族が次々やってきて、
蒸し終了のビーフンを素早く手で広げていました。
出来立てのビーフンの味見をさせていただきました。
インディカ種なので、噛めば噛むほど甘くはならず、あっさり味。
これを屋上に持っていき乾燥させるそうで、
見学はここで終了しました。
新竹ではビーフン工場には嫁に行くなと言われるぐらい過酷な仕事だったそうですが、
今は機械が助けてくれて少しは改善されたそうです。
今回の研修は台湾の方々に優しく接していただき、
観光とは違った台湾を楽しむことができました。
ありがとうございました。