英語とハワイと彼女 (学科長:大橋千秋)

何だか片岡義男の小説みたいなタイトルですね。
そんな片岡の小説に登場しそうな、さわやかで素敵でカッコいい女性が、今回の主役です。
 
国際英語学会では、去る1月13日(火)、後期講演会を開催しました。
「英語とハワイと私」という題でお話しいただいたのは、英語学校、ICCハワイにお勤めの、小川裕未(ひろみ)さんです。
 
小川裕未さん

裕未さんは学習院大学をご卒業後、旅行代理店H. I. S. で営業のお仕事をされました。
その後、ハワイへの留学を決心され、現在の勤務先にご入学。
マーケティング課でのインターンシップを経験された後、帰国と同時に入社されました。

お話の内容は、そのようなご経歴に加え、以下のように興味深いものでした。
英語との出会い
ハワイの英語学校
女性の社会進出
海外への発信

現在はAsia Regional Managerとして、アメリカと日本の両方で大活躍の裕未さんです。
その経験に根差したお話に、学生たちは興味津々。
憧れの先輩を見る眼差しでした。
 

予想を超えて集まった70名近くの学生たち

講演の間に記入したコメントのカードには山のような質問事項。
司会の私も、時間内にすべてをさばき切ることができませんでした。

裕未さんのお話の最大のポイントは、自分の意見をしっかり持つことの重要性でした。
人に英語で意見を聞かれても、そもそも言いたいことがなければどうでしょう。
当然、こちらから英語で伝えるべき内容は何もありません。
日本語で言えないことは、何語でも言えないのです。
自分に自信を持って、人に伝える内容をしっかりと持ちましょう、という貴重なアドバイスでした。