旅行業界の魅力 (学科長 大橋千秋)

梅花女子大学のオープン・キャンパスも回数を重ね、次回の8月3日で本年度7回目を迎えます。
国際英語学科では毎回、学科のカリキュラムをわかりやすく表すような学科イベントを用意しています。
去る7月20日のイベントに来ていただいた講師、世界遺産検定協会の辻有美子さんには、普段、学科の「世界遺産を学ぶ」という授業科目をご担当いただいています。
世界遺産検定の一級よりも上の級(!)だけでなく、数々の世界的な資格をお持ちの辻先生の女子力は、学生たちの憧れの的です。
 

辻有美子先生

その1週間前の13日に来ていただいたのは、今年からハワイ研修(1年次生全員参加!)を担当いただくJTB西日本の営業課長の永井規雄さんと業務課の丸山真智子さん。
永井さんには旅行代理店の仕事について、包括的かつコンパクトな紹介をしていただきました。
丸山さんはなんと当学科の前身、英米文学科の卒業生で、私にとって梅花で最初の教え子の一人でした。
縁あって母校の大学で、高校生の皆さんを前に、窓口業務についてお話をしてもらうこととなりました。


JTBの永井さん

6月24日には在学生を対象に、国際英語学会、春の講演会を開催しました。
講師にお招きしたのは、フォーラムジャパンという会社で、添乗員のお仕事に長く携わっておられる荒木裕美さん。
豊富な添乗経験の中から、数々の楽しく、興味深いエピソードを聴かせていただきました。
その中で一番、私の印象に残ったのが、特に年配のお客様に対する時の心構え。
「今回、私が添乗させていただく、この旅行が、お客様にとって最後のご旅行になるかもしれない」というものです。
悔いの残らないよう、あらゆる願いをかなえて差し上げようという姿勢に、真のプロフェッショナリズムを見た気がしました。
 

荒木裕美さん(中央)

こういう皆さんのお話を伺っていると、旅行業界の魅力がひしひしと伝わってきます。
皆さんも国際英語学科の観光ビジネスコースで、この業界のドアを開けてみませんか?