食文化・八ヶ岳②

こんにちは、関野です。
八ヶ岳の第2弾です。
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長野は高原野菜が有名で、レタス、キャベツ、白菜を主につくっています。
今は、残念ながら全て収穫が終わっていました。
この地域には1億会、3億会と呼ばれる集まりがあるそうで、
そのくらい高原野菜の収入がよいそうです。



山梨県の昇仙峡に立ち寄りました。
約4kmにわたる渓谷は珍しい岩とたくさんの滝が点在し、美しい紅葉を引き立ててくれています。
写真は主峰の覚円峰(かくえんぼう)で、
標高差があるため1か月以上サクラ、ナナカマド、モミジなどの紅葉が楽しめるそうです。



ほうとうをいただきました。
かぼちゃを必ず入れます、
これはカボチャの甘味を利用するためで、山梨ではカボチャをはずすことができないそうです。
ほうとうは山梨県の郷土料理で2007年「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれました。

ほうとう鍋の右の赤肉は馬刺しです。日本三大馬刺しは熊本、会津、長野。
馬肉食の習慣のある地域は古来より馬の名産地。
馬肉は、カロリーも牛肉、豚肉よりずっと低く、特に食べやすい馬刺しは健康食品です。
馬肉は「桜肉」とも呼ばれ肉色が赤いのが特徴。
馬は走り回るので酸素がたくさん必要、そのために鉄分が多く、肉色が赤くなります。
馬肉の鉄分は、ヘム鉄で腸から吸収されやすく、貧血気味の若い女性におすすめです。


山梨県、甲州と言えばワインです。ワイナリーに行き、地下セラーの見学に行きました。
甲府は明治の初め日本で最初に醸造したワイン発祥の地です。
ブドウ栽培からワイン造りに適した気候を生かして甲州種ブドウから甲州ワインを作りました。


学生時代に行った旅先の再訪は楽しく、
知らなかった食文化にも触れることができ良き思い出に浸ることができました。