食文化・7/31関野ゼミ&東四柳ゼミ食文化研修①

こんにちは、食文化学科東四柳ゼミ4年のYです。
7月31日、関野ゼミ&東四柳ゼミ合同食文化ミニ研修として、
京都府宮津市「天橋立ワイナリー」と、福知山市夜久野町「田舎暮らし」を
見学させていただきました。
今回はその研修内容について、ご報告したいと思います。


まずは阪急茨木市駅バス乗り場にて集合。
関野先生、東四柳先生のご参加はもちろん、神田先生、柳田先生にもご参加いただき、
20名ほどのにぎやかな研修が実現しました。
メンバーが集まったところでさっそく出発!
車内では柳田先生と神田先生によるジビエ講義が行われました。


ところで、みなさんは「ジビエ」ってご存知でしょうか?
「ジビエ(Gibier)」とはフランス語で「食材として狩猟で捕獲した野生鳥獣」を意味します。
かつてフランスでは主に狩猟を楽しむ貴族たちが愛した高級食材でした。
そんなジビエですが、なぜ日本で関心が向けられているのかというと、
「野鳥獣被害(特に鹿によるもの)」が増えてきているからなのです。


日本全体での農作物被害の額はなんと約220億円(!!!)
さらに鹿の天敵となる狼がいないため、繁殖力も強い。増える一方だとか…
同時に猟師の高齢化も問題となっています。

先生方のお話をお聞きしながら、ちょっとシリアスモードに入った私たちでしたが、
そうこうしている間に「天橋立ワイナリー」へ到着!
バスを降りると、綺麗なぶどう畑が広がっていました。
天橋立ワイナリーのぶどう畑では、ぶどうの木の根元に地元でとれた牡蠣殻を
細かく砕いたものを敷き詰めており、これによって撥水を良くしているのだとか。
こうした「地産地消」を大切にしているそうです。


木造の施設に入ると、ワインを瓶に充填する機械がドーンとお出迎え。
しかし残念ながらこの時充填する様子は見ることができませんでした。
お土産が並ぶ店内を進むと、地下へと続くおしゃれならせん階段が。
足元に気を付けて降りると樽が並んだワインセラーへとつながっていました。

中はひんやりとしており、常に17~20℃に保たれています。
使用している樽は内側に焦げ目をつけており、これによって風味や香りを付けているのだとか。
施設を見学した後はお待ちかねのお食事!
ワクワクしながら奥へと進むと…



地元野菜をふんだんに使用したバイキングが…!豪華!景色も良い!
さらにお店側のご厚意で鹿肉のローストとワインもいただきました。
この鹿肉の美味しいこと…想像よりもずっと柔らかいんです!
(私事ですが、この時親知らずによる歯痛があり、震えながらいただきました(笑))
ワインもとっても飲みやすく、ほんのりと甘みがあって美味しかったです。

豪華なお食事をいただいた後、天橋立ワイナリーを後にした私たちは再びバスに乗り、
夜久野町にある「有限会社 田舎暮らし」へと向かいました。

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つづく