食文化・北前船食文化研修④

こんにちは、関野です。
北前船食文化研修の第4弾です。
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4) 長万部(オシャマンベ)


左写真は歌才(うたさい)ブナ林でここが日本のブナ自生地北限です。
ブナが青森から函館に来たのが約6000年前、歌才には1000年前に到達。
地球温暖化で、1000年後にはブナ林の北限がもっと北に行っていることでしょう。



今では駅弁の人気者「かにめし」。
北海道から北陸・山陰地方までカニの獲れる所なら、どこにでもあるかに弁当。
その発祥は長万部のかにめし本舗かなや(上左写真)です。

鉄道全盛時代函館本線と室蘭本線が交わる長万部駅は、
大勢の人々が行き来していました。
金谷勝次郎は内浦湾で大量に水揚げされ、
大量に残るカニを工夫して販売をしたいと考え、
カニを茹でて1947年駅で「煮蟹」を販売し評判を得ました。
1950年、煮蟹はかにめしに進化し、旅行者に大うけで全国に広がりました。



あの「白い恋人」の石屋製菓が、ソフトクリーム・アイスクリームを出していました。
石屋製菓いわく、「北海道は酪農王国、道産の牛乳に
白い恋人のホワイトチョコレートを加えた新しいソフトクリーム、
この牛乳とホワイトチョコレートの出会いでさらっとしてコクのある、
幸せな味わいになった」とのこと。
美味しかったです!!北海道の青い空の下がよく似合うそうです。
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つづく