食文化・信州①

みなさま、こんにちは、関野です。
長野県の星の阿智村から昆虫食の伊那、塩の道千国(チクニ)街道に行ってきました。
 

1)星の阿智村


阿智村の星空は平成18年に環境省の星が最も輝いて見える場所1位に選ばれ、
今も星の村としてたくさんの観光客を集めていました(HPの写真掲載は許可済み)。


夜7時漆黒の中、ロープウェイに乗って標高1,400m「ヘヴンスそのはら」に到着です。
ガイドの天体解説、晴れていれば日本の光学機器メーカーVixen(ヴィクセン)の
天体望遠鏡で夜空を観察します。
今回は雨が降り、雨降り用のイベントでプラネタリウムと
天体望遠鏡の使い方、見方を学びました。
漆黒と雨のため、ロープウェイ乗り場に車で行くのが大仕事でした。
 

2)昆虫食の伊那


伊那の産直市場グリーンファームの正面入り口です。
写真の事務椅子は古道具として入り口で売られていて面白いです。
ヤギのレンタルもしているそうで、庭の雑草を食べてくれるのでチョット借りたいです。
欧米では農薬を使わずに除草ができるので、このサービスは成長分野だそうです。



グリーンファームの中で
伊那の三大珍味が販売されていました。
グリーンファーム手作りの黒スズメバチの幼虫ハチノコ、稲田を軍団で飛ぶイナゴ、
川の瀬(ザザと言う)に棲むトンボ、カワゲラ、トビゲラなどの水棲昆虫のザザムシ。
また、カイコの繭の中にいるふ化寸前のサナギを煮たもの。


グリーンファームは地域の食文化を継承する大切な仕事もされていますネ。
伊那谷には食べることのできる小さな昆虫がたくさんいます、
これらは先人たちが食糧難の時命をつないだ食べ物ですが、
今も伊那谷は昆虫食の王国です。

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つづく