食文化・寒天授業

こんにちは 食文化学科2回生のFです。

先日、「食品学Ⅱ」の授業で、
寒天メーカーの伊那食品工業株式会社の安藤さまにお越しいただき、
寒天の歴史・特徴・用途についての講義をしていただきました。

最初は、伊那食品に就職した先輩がいると聞き、緊張しましたが
講義に引き込まれ少しずつ緊張がとれました。
安藤さまは、伊那食品工業の紹介を丁寧にして下さいました。



お菓子に使用されている主なゲル化剤素材は、
「寒天」「ゼラチン」「カラギナン製剤(アガー)」「ペクチン」です。
その中でも寒天の原材料は、天草・オゴノリという海藻で、
寒天は、安心・安全の伝統食品です。



また、寒天、ゼラチン、カラギナン製剤の3つのオレンジゼリーを試食しました。
下の写真の赤シールはゼラチン、白シールはカラギナン製剤、
シールがついていないのが寒天です。
試食の感想は、寒天はのど越しがとてもよく、ゼラチンは柔らかく弾力があり、
カラギナン製剤はのど越しがよく、ゼラチンより柔らかい印象でした。



最後に寒天を使用した商品の説明を受けました。
この下の写真の商品はその一例です。
わたしが驚いたのは、納豆のタレです。
このタレは、寒天でゲル化され固まり、寒天はタレがたれるのをふせいでいるのです。



寒天は普段からよくみる食材でしたが、
知らない事も多くこれからの授業・実習で生かすことができる
貴重な体験でした。


伊那食品工業株式会社の安藤さま、ありがとうございました。