食文化・奥琵琶湖 花見

みなさま
こんにちは、関野です。滋賀県でお花見をしてきました。
 

1) 海津大崎

平成2年に(財)日本さくらの会から「日本のさくら名所100選」に選ばれ、
樹齢70年を越える老桜から若木まで約800本のソメイヨシノが
びわ湖岸延々約4kmにわたり桜のトンネルをつくっています。

ここは遅咲きの桜名所として知られています。
海津大崎の桜並木は、昭和11年に大崎トンネル の完成記念に
海津村が植樹したもので、満々と水をたたえる琵琶湖の青と東山連峰の緑の間を
可憐なピンクの花びらが帯状に延びる景観は、
奥琵琶湖に春の訪れを告げる風物詩となっています(ホームページ海津から)。



 

2)長浜豊公園(ほうこうえん)

戦国時代末豊臣秀吉が城主であった長浜城跡は
豊太閤豊臣秀吉にちなんで「豊公園」と名付けられたそうです。
「日本さくら名所100選」に選ばれている豊公園は、琵琶湖畔に位置し、
ソメイヨシノを中心に約700本の桜が長浜城(長浜城歴史博物館)を
囲むように植えられています。

長浜城は江戸時代前期に廃城となり、
その跡には石垣と井戸だけが僅かに残り、
昭和58年に安土桃山時代の城郭を模して「昭和新城」が復元され、
内部は歴史博物館として公開されています。

豊公園から見た夕景も美しく、日本の夕日100選にも選ばれているそうです。


手前に琵琶湖、奥にレプリカの長浜城(長浜城歴史博物館)が見えます。


見事!!な桜の花です。
 

3)近江牛のすき焼きと近江牛・近江米の寿司




昼食に近江牛のすき焼きと近江牛の寿司ネタで近江米をいただきました。
近江牛は三大和牛(神戸牛・松阪牛・近江牛)の一つで、
黒毛和種の和牛を滋賀県内で飼っている牛の肉です。

近江米は滋賀県産のコメを総称した呼び名で、
滋賀県は戦前から大阪に米を安定供給している関西の米どころです。
近江米の品種はコシヒカリなど20種ほどで、
今は新品種「みずかがみ」に力を入れていて食味コンクールを催しています。
残念ながら滋賀県の名産、鮒(ふな)寿司は食べることができませんでした。

毎春、美しく咲く桜を堪能できる日本に住んでいる私たちは幸せですネ。