食文化・博物館とテーマパーク①

みなさま
こんにちは、関野です。
春休みを楽しんでいますか。


神戸の北にある「人と自然の博物館」と食品メーカーの
テーマパーク見学に行ってきました。
 

1) 人と自然の博物館

博物館の建物は4階建てですが、半地下構造で地上は4階のみで
1~3階は地下にあります。
これは地下の方は周囲が土で、夏は涼しく冬は暖かく
温度管理をしやすいためだそうです。
いろいろなブースがありますが2か所のブースを紹介しましょう。



① ナチュラリストの源郷
3階入り口すぐに「ナチュラリストの源郷」と命名されたブースがありました。
ナチュラリストの阪口浩平氏と小林桂助氏の
昆虫などのコレクションが寄贈され展示されています。
阪口氏は「図説 世界の昆虫」などの図鑑で有名、
彼の寄贈がこの博物館の建設を推進したそうです。

小林氏の個人収集は国内最大級の質と量だそうです。
これらの寄贈でこの博物館が世界に誇れる昆虫のコレクション館に
なったそうです。
このブースの展示物の迫力で、見学時間の経つのを忘れてしまいます。

② 丹波の恐竜化石
2006年に丹波市で発掘された大型植物食恐竜や
同時に出た恐竜の歯などが展示され本物の丹波竜の化石を見ることができました。
 

2)キリンビアパーク神戸

キリンビールの工場を見学しました。
尼崎市の南にあった工場がここに移転し、甲子園6個分の広さだそうです。
この工場はビール、発泡酒などの製造工程を
楽しく見学できるように設計されています。
チョット東京ディズニーランドの案内に似ていました。
ビールは一番搾りをメインに製造しているそうです。

ビールはご存知のように二条大麦とホップと水からできています。



一番搾りの麦汁(左)と二番絞りの麦汁の飲み比べをしました。
前者の麦汁は甘くコクがあり、
後者はほとんど味がありませんでした。
麦汁にはまだアルコールはありません。

一般的なビールの製法では、
一番搾りの麦汁と二番絞りの麦汁を混ぜています。
一番搾りの麦汁だけを使っているのが世界のビールの中で
この一番搾りだけだそうです。

麦の美味しいところだけを引き出して、
うまみたっぷりなビールになるそうです。
大麦ではなく小麦麦芽を使うビール、
リンゴなどの香りを直接ビールに加えたビアカクテルの紹介がありました。
ビール好きの方はお試しください。

つづく