食文化・野菜ソムリエ講演

おはようございます。ビジネスマナー入門担当教員の北村です。
ビジネスマナー入門の授業で、先月末におこなわれました
野菜ソムリエの方の講演について、ご紹介します。



ビジネスマナーの授業では、将来、学生たちが遭遇する
さまざまな場面でのマナーをお教えしています。

後期授業では「小梅ランチプロジェクト」と称し、学食への新メニュー提案を
ミッションとし、学食業者へプレゼンテーションをすることを
最終目標としてます。
学生たちにとっては、企業の方を相手にする初めての本格的プレゼン。
立ち居振る舞いや言葉遣いはもちろんのこと
提案する新メニュー内容にも食文化らしい「深み」が出せるよう
指導をしております。

食材に関し、深い理解を持つことは、調理師にとっても大切なこと。
そこで、今回は身近な食材「じゃがいも」について学ぶため、
ドクター・オブ・ジ・アース株式会社の野菜ソムリエの田中様にお越しいただき
さまざまな種類の「じゃがいも」についてご講演いただきました。

8品種11種類の「じゃがいも」それぞれの特徴だけでなく
農業の現状・課題や無農薬で作物を作る難しさなどを
教えていただきました。



こんなにたくさんの「じゃがいも」を紹介。
 
お話を伺うだけでなく、品種による食感・味の違いを知るため
試食もおこないました。

学生たちは「じゃがいもと言えば、男爵かメークインだけかと思っていたが
こんなにたくさんあるなんて知らなかった」
「品種がちがうと、こんなに食感・味がちがうとは思わなかった」
「同じインカのめざめでも、半年熟成・1年熟成でこれほど味がちがうとは…
でもこの熟成させるための電気代の高さにびっくり。おいしいものには
それなりの手間・コストがかかることが改めてわかった」など
さまざまなことを学んだようです。

今回の講演で学んだことを活かして、
1月のプレゼンテーションに向けて、学生たちは新メニュー作りに
本格的に取り組んでまいります。