食文化・食文化研修 in 能登③

さて次に・・工場内のご紹介をいたします。
ちなみに今年の収穫は終わり、仕込みも終わったとのこと。
ワインの香りが漂う工場内で、ワインの醸造法、
赤ワイン・白ワインの違いなどについて、
丁寧にご説明いただきました。



さてこちらは、ワインの貯蔵庫…結構寒い…。
 
貯蔵庫は、常に14度に保たれているそうです。
樽の素材は、フレンチオークル。
この樽の内側は、一度ローストしてあり、ワインをつくるには最適な木だそうです。
ちなみに最長で寝かせているのが、QUANESSEという高級なワイン。
ここで1年半~2年ほど寝かせ、味わい深いワインとして販売しているそうです。


また「能登ワインの強みは?」とたずねたところ、
ヤマブドウとカベルネソーヴィニヨンをかけあわせてできた
“ヤマソーヴィニヨン”というブドウの品種を使っているとのお返事。
これは山梨大学との共同研究で開発された品種だとも話されていました。

とはいえ、能登ワインは、あまり関西のお酒屋さんでは見ないですよね。
そこで「ほかの都道府県には、PRしているのですか?」とお伺いしたところ…
95%が石川県内のお客様だそう。
地域の人に一番のファンでいてもらいたいという思いを
大切にされているとのことでした。

能登のみなさんの沢山の思いが詰まっている「能登ワイン」。
ぜひ皆さんも試してみてくださいね(#^^#)



(つづく)