食文化・シベリア鉄道③

こんにちは、関野です。シベリア鉄道の第3弾です。

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② イルクーツク
この地で降り、バイカル湖とバイカル博物館を見学しました。



バイカル湖は三日月型です。
琵琶湖の約46倍の面積と850倍の容積で、地球上の淡水の2割を占めているそうです。
冬の凍った湖は「シベリアの真珠」と呼ばれ美しいそうですが、
凍っていなくても美しかったです。

深海が陸で封鎖され淡水化し湖になった最も古い古代湖として知られ、
ガラパゴス諸島と同様に生物の進化が見られるそうです。

バイカル湖の生き物では、バイカルアザラシが最も有名で
世界で唯一の淡水のみに生息するアザラシです。
バイカルアザラシはバイカル湖固有種のアザラシで、
バイカル湖博物館でしか見ることができませんでした。
厳寒湖なので脂肪を一杯ためこんだ小型の真ん丸な体と
透明な湖で視覚を使い獲物を探すため眼球が大きく可愛い体と顔でした。





イルクーツクではバイカル湖で獲れたオームリ尽くしをいただきました。
オームリはバイカル湖に生息するサケ科の白身の魚でロシア全体でも食べられ、
輸出用にも重要な資源だそうです。

スープにオームリが入り、上の写真左は少し燻煙されたお刺身で、下は揚げ物です。
どれも私たち日本人の好みの味で美味しかったです。
ロシアは食べ残しの料理はすべてお客が持ち帰る習慣で
すぐに持ち帰り用のプラスチックの容器が出てきます。
遠慮をしなくてよい、エコで好い習慣ですネ。