後輩への手紙④(日創)

茨木キャンパス内の空を見上げると 何羽ものツバメが
ツーイツーイと 飛び交っているのをご存じですか?
この辺りは、まだあちこちに田んぼが残っていて
ツバメのえさとなる小さな虫も たくさんいるんでしょうね。

 
さて、「日本語トレーニング(読む・書く)」の授業。
「自分の出身高校の後輩に、梅花女子大学の魅力や、
日創はどんな学科なのかを説明する手紙を送る」という設定で
手紙文を書いてもらいました。「後輩への手紙」ご紹介、最終回です。

 



 

✨(前略) 梅花女子大学は「チアリーディング部が強い!」
というだけではなく、ほかにも様々ないいところがあります。


本学には 色々な特待生制度があり、私もその特待生制度で受験しました。
私は、小さい頃から続けている書道を 大学でも生かしたいと思っていたので、
とてもいい制度だと感じました。この制度は 誰にでもチャンスが回ってきます。
クラブ推薦の他にも 様々な特待生制度があるので、ぜひ検討してみて下さい。

 
私が所属している日本文化創造学科は、人数が少なく少人数制の授業が多いので
グループ学習の時などは 皆が自由に意見を言い合え、和気あいあいの雰囲気。
また、いくつかのコースがあって、自分の得意な分野を生かすことができます。
例えば、私は 書道の教員を目指しているので、国語・書道教員養成コースです。

 


 

 今自分が何をしたいのか 分からない場合は、大学に入学してからでも
遅くはありません。先生との距離も近いので、分からないことがあれば
気軽に尋ねたり相談したりできます。他学科の友人によると、
梅花女子大学は 実習がとても充実しているそうです。
社会に出る前に、このように充実した実習ができる環境にいるのは
大変ありがたいことだと思います。

 
しかし、一年間生活してみて、やはりいいことばかりではありません。
まず、私は一年間寮に住んでいたのですが、梅花専用の寮なのに
大学から少し遠く、不便だと感じました。寮は制約も多くて大変でした。
また、スクールバスは授業に合わせているので本数が少なく、一本逃してしまうと
次のバスが来るまで、かなり長時間 待たなければならないこともあります。

 
ですが、梅花女子大学は自然に囲まれ、とても静かな環境にあるので
落ち着いて勉学に励むのに適しています。
以上が、一年間生活してみての本音です。 これらのことを含めて
大学のことを考えていただけるとうれしい限りです。(後略)
✨(Sさん)

 



 

 日創には、自宅通学している人ばかりではなく、四国や北陸、関東地方、
遠くは 何と沖縄から来ている人もいます。 ことばや文化の異なる
いろいろな地域の人たちと 接することができるのも、大学ならではの面白さ。

 

いきなり一人暮らしはちょっと不安…という人(いろいろ制約はあるようですが)
まずしばらくは寮で生活、慣れてきたら寮を出るというのも アリです。
一人暮らしの友達どうし、交流するのもきっと楽しいですよ。
(by 大谷)

 後輩への手紙③(日創)