後輩への手紙③(日創)

入学式、オリエンテーション、そして前期授業の開講。
新入生の皆さんにとっては、目の回るようなひと月が終わりました。
これから1週間ほどは少し中休み。友達と小旅行に出かけたり、
実家に帰って家族と過ごしたり……、ゆっくりのんびりくつろいで
英気を養ってもらえればと思います。
 

さて、「日本語トレーニング(読む・書く)」の授業。
「自分の出身高校の後輩に、梅花女子大学の魅力や、
日本文化創造学科の特色などを 説明する手紙を送る」というテーマのもと、
書いてもらった手紙文をご紹介する「後輩への手紙」第三弾です。

 

 

(前略)
私が通っている学科は、文化表現学部の日本文化創造学科なので
そこにしぼった話をさせていただくと、日本語や文学に関する授業、
例えば
・日本神話を読み解くような授業
・小説を読み、そこから作者の思いや時代背景を追っていく授業
・日本語の正しい発音や発声について トレーニングする授業
・レポートや手紙・ビジネス文書の書き方などを学ぶ授業

など、必修・選択を含め バラエティに富んだ授業が開講されています。
 

先生との相性などもあるので、全ての授業が面白いとは言い切れませんが、
楽しい授業をしてくださる先生が たくさんいらっしゃいます。
学科の魅力としては、神話や歴史の話を学んだり、様々な作家の物語を
風景や心情の描き方とともに読み解いたりすることで、創作のネタにもなれば、
物語を構成する際の表現方法を 学ぶことができるところだと思います。
 

また、個性豊かな先生がいらっしゃることや、秋にある学会旅行なども
この学科の魅力です。学会旅行は少しお金はかかりますが、日本の歴史や文化に
触れられる場所(注 : 昨年度は、飛騨・白川郷)に行き自由に散策できるので、
とても楽しむことができます。(後略)
(Kさん)



 

日創の3コースのうち、〈創作・イラストコース〉は、小説やライトノベルなど
本格的な創作作品を書きたいという高校生のかたがたに 人気のコースです。
 

でも、上記手紙の最後のほうで Kさんも書いてくれているように、
創作をするためには そのバックボーンとなる幅広い知識や教養、
語彙力や表現力、文章を構成する力が必要。 そういう土台があってこそ
初めて  奥行きや深みのある作品ができあがるのです。

 
そういった土台となる力をつけるためにも、文学や歴史・文化
日本語に関する授業など、日創で開講されているさまざまな学びに
触れてみて下さい。

(by 大谷)

後輩への手紙②(日創)