【日本文化創造学科フィールドワーク・京都御所編⑥】秘密の冷泉家

こんにちは。日本文化創造学科三回生のヤスダです。
昨年12月18日、京都へフィールドワークに行ってきました。
京都御所や京都御苑などを巡ってきました!

 

私が担当したのは「冷泉家」です
冷泉家は完全な姿で現存する唯一の公家屋敷です。
藤原北家・御子左流(みこひだりりゅう)、藤原為家の息子・為相(母は阿仏尼)から始まります。
京都御所周辺の旧公家町に近世初頭以来の土地を守り、天明の京都大火で焼失したあと、
寛政2年(1790)に再建されました。

 

唯一完全な姿で現存しているのは凄いですね!
さて、この冷泉家を守っている財団法人があるのですが、それが「冷泉家時雨亭文庫」です。

 

この財団は藤原俊成・定家以来、冷泉家に伝来した典籍・古文書類と冷泉家住宅(重要文化財)及び冷泉歌道とその関連行事を保存するため、昭和五十六年(1981)に設立されました。
冷泉家に伝来した典籍・古文書類は約二万点におよび、和歌に関するものを中心に多数の国宝・重要文化財を含みます。中でも定家とその周辺の人々による私家集写本は、現存する流布本の親本となったものが多く、注目されています。
また近世冷泉家歴代の和歌詠草・和歌関連資料が多く、近世公家の資料の一大宝庫ともなっています。

 

冷泉家については、今回の授業で初めて調べたのですが、和歌関連の家のことだと知り、驚きました。
知ることが出来てよかったです。




残念ながら冷泉家は非公開の為、門の写真を撮る事しか出来ませんでした……
でも、門だけでも立派な雰囲気を感じることは出来ますね(笑)





公益財団法人冷泉家時雨亭文庫(http://reizeike.jp/)のホームページを覗いてみると、
このような綺麗な写真が出てきました。
どうやら今年の11月の少しの間だけ特別公開をしていたらしいです。
公開の時に行っていたらこの景色を見られたかも?惜しいですね……

 

当日は寒いかな?と思っていたのですが、凄く暖かくて歩きやすかったです。
むしろずっと歩いていたら暑いくらいでした
あと、一番印象に残ったのは、京都御所での手荷物検査でした。
めっちゃドキドキしました(笑)

 

ではここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

【日本文化創造学科フィールドワーク・京都御所編⑤】蛤御門