【日本文化創造学科フィールドワーク・方広寺編⑱】経験値頂きました!

日本文化創造学科 3年のKUROウサギと申します。
拙い文章となりますが、お付き合い頂けると幸いです。

 

今回のフィールドワークにあたり、私は、“三十三間堂の南大門と築地塀”について調べました。

 

南大門・築地塀は重要文化財であり、また双方ともに、“豊臣秀吉”が関わっています。
 

◎ 南大門




天正期に豊臣秀吉が建立した大仏殿方広寺(現:国立博物館一帯)の南門として置かれたもので、
その後、秀吉の子、秀頼が現在の位置に移築しました。

 

◎築地塀





三十三間堂にある築地塀は、日本三大塀の一つであり、瓦に“太閤桐”の文様を用いているものもあることから、『太閤塀』と通称されています。

 

日本三大塀とは、熱田神宮(名古屋市)の信長塀、三十三間堂(京都市)の太閤塀、西宮神社(西宮市)の大練塀のことです。(この3つの塀はすべて築地塀です)
この三十三間堂にある『太閤塀』は、秀吉によって寄進された塀であります。

 

スケジュールの関係で、じっくり南大門、築地塀を堪能する時間はありませんでしたが、実際に見た南大門は壮大で、圧倒されました。

 

また、築地塀の瓦には太閤桐の文様だけでなく、巴紋が用いられたものもありました。
下調べの段階では、瓦の文様はすべて太閤桐であると思っていたので、
文様が複数あったことに驚きました。

実際に現地へ赴くことで新たな発見をする、
これこそフィールドワークの醍醐味なのではないかと思いました。

 

【日本文化創造学科フィールドワーク・方広寺編⑰】三十三間堂―通し矢―

 

※以上で、「観光フィールドワーク」第1回学外実習(方広寺方面)の紹介ブログは完結です。年が明けましたら、12月に実施した第2回学外実習(京都御所方面)の様子を公開していきます。是非、そちらもご覧下さい。(前田)