【日本文化創造学科フィールドワーク・方広寺編⑥】たけのこ男と豊国神社宝物館

先日、観光フィールドワークの授業で、京都の豊国神社に行ってきました!



 

私が調べたのは、豊国神社の宝物館に所蔵されている『豊国祭礼図屏風』というものです。
『豊国祭礼図屏風』は、狩野内膳筆の六曲一双の屏風で豊臣秀吉の7回忌に行われた豊国大明神臨時祭礼の模様を記録したものです。

 

宝物館は広すぎず狭すぎず静かでゆっくりと見ることができました!



 

『豊国祭礼図屏風』は入ってすぐのところにあります。
知っている人もいると思いますが、『豊国祭礼図屏風』で最も有名なのは「たけのこ男」!!お揃いの衣装を着た踊り手たちにまじって仮装をしている人たちがいるのですが、その中でたけのこの被り物をした人がいるのです。

 

屏風の左隻にいて背景の色と少し同化しているのでちょっと見つけにくいのです。
屏風の隣に超高性能のデジタルカメラで撮影され特殊な和紙に印刷された精巧なレプリカも展示されています。
(※どちらでも「たけのこ男」の探しにくさは変わらないと思います。)
本物とレプリカの間に「たけのこ男」の周辺を人形で作ったものも展示されているので、まずそれを見てから「たけのこ男」を探してもいいかもしれません。

 

豊国神社の宝物館には屏風だけでなく入って目の前に高さ2.7m以上もある鉄燈籠や秀吉の日用品が納められていた桐鳳凰蒔絵唐櫃などたくさん展示されています。
「斬る真似をしただけで相手の骨を砕いた」と言われている「骨喰藤四郎」という刀もあります。
斬る真似をしただけで骨を砕くなんてすごいですね!

 

ただ、一番のオススメはやっぱり『豊国祭礼図屏風』の「たけのこ男」です!
豊国神社に行った際はぜひ宝物館にも行って探してみてください!!

 

【日本文化創造学科フィールドワーク・方広寺編⑤】豊国神社とは