私の見つけた「謎」

こんにちは、再び私の記事を開いてくださりありがとうございます!

 
今回は私の見つけた「謎」についてのお話しです
早速ですがこの石塔、何だと思いますか?



お墓?記念碑??

実はこれ、「浮図田(ふとでん)」と言われるお坊さんの供養塔で、
その数は2500塔!!いっぺんにたてられたそうです。
とここまでは 浮図田 の前に書かれている看板で分かる話。

お墓が2500塔って…、何か大きな災害があったの???

私は疑問に思い、奈良町資料館の方にお訊ねすることにしました。

 
昔々、時は奈良時代…。
元興寺では約500人のお坊さんが勉強をしていましたが
そこから独立して自分のお寺を持つお坊さんが増え、元興寺の周りは寺でいっぱいになりました。
時代の流れと共に栄枯衰退していく中、
ついに明治時代、廃仏毀釈により元興寺も周りのお寺も荒寺になります。

 
誰にも手入れされてない寺には、山のように積まれた墓があるだけ。

 
廃仏毀釈が終わり、先代の元興寺の住職さんがならまち内にあるそんなお墓をまとめ
今の住職さんのお父さんが建物の解体、土地の発掘調査、修理、収蔵庫作成をした際
お墓も浮図田として綺麗にまとめられたそうです。
お墓は2500塔もある中、すべて時代ごとに分けて整理されています。
お墓には元興寺以外にも、興福寺・大乗院の供養塔もあるということです。

 

そんな沢山の歴史が詰まった「浮図田」!
今回たくさんの事を学ぶことが出来て良かったです!!

By 5296@baika

 

なぜこんなにも