なぜこんなにも

フィールドワーク実習で、私は大乗院庭園にある土塀について調べて紹介しました。




「名勝大乗院」と調べると土塀いう項目が目につき、

「なぜこんなにも土塀が取り上げられているのだろう」と気になったからです。

実際に見てみると塀は大変厚くて耳を近づけても何も聞こえず、

叩いてみても音は全く響きませんでした。
扉の木も叩いてみましたが分厚いため音が伝わりにくく、

まさに防音の役目がなされている と感じました。
そして、私は楽人がいるような時代から音漏れについて意識され、

防音建設までここまで進んでいたことに驚きました。
インターネット上では「再現規模が小さすぎる(実物の扉はもっと大きかった)」

との批判の声もありますが・・・、
実際行ってこれよりももっと大きかったことをと感じて頂くだけで、

規模や素晴らしさを感じることが出来ると思います。




次は、コース的にはまだまだ先ですが、私が調べたこと以外で発見した、

元興寺の浮図田についてお話しします。ぜひみてくださいね!!

By 5296@baika

 

奈良の知られざる歴史