日本文化学科
2015.06.02
日本研修旅行③ 京都の心、人の心
研修旅行2日目の午前中は、京都の二条城近くにある
京友禅体験工房で、友禅染めに挑戦です。
Hさんは、今回の研修旅行で特に心に残ったことを
2つ紹介してくれましたが、その1つがこの友禅染めの体験。
それでは、Hさんの作文から。
京都の心、人の心
……前略…… 一つ目は、友禅染めの体験です。
予定を見た時から、一番楽しみにしていた体験でもあります。
私は和歌山の紀南出身のため、あまり京都に行く機会が
ありませんでした。そのためか、京都といえば
「お茶と染め物」という偏ったイメージが 私の中にありました。
京都の染め物は本当に色鮮やかで、目を見張るものがあります。
京都に行ったら 一度でいいから染め物をしてみたい、と
常日頃思っていました。今回それが叶い 嬉しく思っています。
実際に体験してみて 感じたことは、
染め物は「心を現すものだ」ということでした。
今回は、型紙を選び、上から色を摺り込んでいく方法で染めました。
型は決められているといえども、その配置や色は 人それぞれ。
個性の強く出るその染め模様は、京都らしいと思います。
色鮮やかな模様の中に、それぞれの好みや思いがつまっている
――綺麗なだけではない染め物。その一つ一つの小さな作業が
私には とても面白く見えました。
人の心を映す染め物は、京都の心でもあるように思います。
自らの仕上がったハンカチを見たとき、
改めて 自分を見つめ直した気分になりました。……後略……
今回の体験は、「手描き」ではなく、型紙を使う「型友禅」というもの。
型紙を選び、配置を決め、どんな色遣いにするかを決め……
皆さん、本当の染め物職人さんになったかのように
予定時間ぎりぎりまで 作品作りに没頭していました。
(by 大谷)
日創研修旅行② 古き風景が残る里
京友禅体験工房で、友禅染めに挑戦です。
Hさんは、今回の研修旅行で特に心に残ったことを
2つ紹介してくれましたが、その1つがこの友禅染めの体験。
それでは、Hさんの作文から。
京都の心、人の心
……前略…… 一つ目は、友禅染めの体験です。
予定を見た時から、一番楽しみにしていた体験でもあります。
私は和歌山の紀南出身のため、あまり京都に行く機会が
ありませんでした。そのためか、京都といえば
「お茶と染め物」という偏ったイメージが 私の中にありました。
京都の染め物は本当に色鮮やかで、目を見張るものがあります。
京都に行ったら 一度でいいから染め物をしてみたい、と
常日頃思っていました。今回それが叶い 嬉しく思っています。
実際に体験してみて 感じたことは、
染め物は「心を現すものだ」ということでした。
今回は、型紙を選び、上から色を摺り込んでいく方法で染めました。
型は決められているといえども、その配置や色は 人それぞれ。
個性の強く出るその染め模様は、京都らしいと思います。
色鮮やかな模様の中に、それぞれの好みや思いがつまっている
――綺麗なだけではない染め物。その一つ一つの小さな作業が
私には とても面白く見えました。
人の心を映す染め物は、京都の心でもあるように思います。
自らの仕上がったハンカチを見たとき、
改めて 自分を見つめ直した気分になりました。……後略……
今回の体験は、「手描き」ではなく、型紙を使う「型友禅」というもの。
型紙を選び、配置を決め、どんな色遣いにするかを決め……
皆さん、本当の染め物職人さんになったかのように
予定時間ぎりぎりまで 作品作りに没頭していました。
(by 大谷)
日創研修旅行② 古き風景が残る里