【日本文化創造学科フィールドワーク・琵琶湖疏水⑧】蹴上発電所


こんにちは。
日本文化創造学科の石壁です。
観光フィールドワークで調査を担当した蹴上発電所について紹介したいと思います。

 

明治25年、琵琶湖疏水の水を利用して水力発電が始まり、第一次蹴上発電所が建設されました。
その後、京都三大事業の一つとして、第二疏水が建設され、それにともない、明治45年に第二次蹴上発電所が建設されました。
レンガ造りで有名で、関西電力さんのCMで映っているのは第二次蹴上発電所です。


発電所で使用されている水は、琵琶湖疏水の始まる場所から鉄管を通り発電所までひかれています。
蹴上発電所までの高低差がよくわかります。

 


蹴上発電所は、レンガ造りが特徴的な近代建築として有名ですが、レンガ造りのほかにも、木枠のガラス窓は、現在、工場などでは使われていない珍しい窓だそうです。
 


現在動いている蹴上発電所は、レンガ造りの建物の奥にあり、4500kWを発電しているそうです。
蹴上発電所は内部見学はできませんが、外観を見るだけでも素晴らしかったです。

 

【日本文化創造学科フィールドワーク・琵琶湖疏水⑦】インクラインの今を辿る