【日本文化創造学科フィールドワーク・琵琶湖疏水⑤】京都を活性化させた水路のはなし

こんにちは。水が大好きな日本文化創造学科のダム子です。
先日、観光フィールドワークの実習にて京都へ行ってきました!
当日はとってもいい天気で、良い観光日和でした(^^)ノ
私は「琵琶湖疏水」についてご紹介させていただきます!
琵琶湖疏水とは、滋賀県にある琵琶湖の水を京都まで引いた水路のことです。

明治維新によって都が東京に移ったことにより、衰退した京都を復興させるために、第三代京都府知事である北垣国道によって計画されました。
この工事は、当時の京都府予算の2倍とされる125万円の事業費で着工され、日本国内初の大土木事業となりました。この工事で起きた事故により亡くなった方々を慰霊する疏水工事殉職者弔魂碑もありました。

 

疏水公園の慰霊碑などを見ると、琵琶湖疏水計画に関わった多くの人々の苦労がわかりました…。
これらの水路は人々の手によって造られたものなんですよね。そう考えると、本当にすごいことだな、と思うようになります。
こうして、琵琶湖の水を引くことに成功した結果、京都では水力発電が導入され、電気鉄道も走り出し、活気が取り戻されたのです。
今回実習で回ったところでは至る所に水路があり、和の風景と同時に紅葉も見ることができて、涼しくて穏やかで、京都らしいまったりと楽しめました^^
皆さんもぜひ、訪れてみてくださいね!
 



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